【書置きの魔力】
最近は、LINEが日常でよく使われ、すぐに、サクッと、相手に連絡をすることが、比較的、たやすくなっています。
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さて、私などの「昭和世代」の時代は、ご夫婦が別居する際は、ダイニングテーブルに「書置き」を置いて出て行く、という時代でした。
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すなわち、「あなたとはもうやっていけません」などと書き、ダイニングテーブルに残し、そして、荷物を持って、出て行く…。昭和のドラマでは、よくあるシーンでした。
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もちろん、昭和の時代は、LINEも、スマホもありませんし、何とケータイすらありません。そういう時代なのです。
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しかし、この「書置き」。今でも、有効なツールだと、私は思っています。
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まず、「紙」であること。紙には、デジタルツールにはない、温かみや、厳格さ、真剣さがあります。
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そして、手書き、これもポイント。これで、書いた方からの気持ちが、より相手に伝わるでしょう。よくいわれる、「年賀状はなるべく手書きに」と同じ効果です。
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実際、私のご依頼人様の中でも、この「書置き作戦」で、夫婦関係修復に成功した事例があります。
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ただし、書き置きの内容も、とても大切。何を書くべきか、しっかり検討してから、作りましょう。
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◯ 離婚行政書士 渡邉 康明
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